2019年02月03日

日本史の謎は「地形」で解ける

地元でもいいし、旅先でもいい。
その土地の地形なんかをながめながら、
そこで起きたであろう歴史を想うのが好きだ。

たとえば、自分が見ているのと同じ景色を
何千年もむかしに見ていた人もいるはずでしょ?

そのとき、その人が思った考えといまの自分の考えは、
たぶん、おんなじだったと思うんだ。

「この山の形はオッパイみたいだな」なんてね。

さて。

日本史も地形から生まれていると言って言い過ぎではないと思う。
なぜ、平城京は、奈良県。平安京は、京都府につくられたのか。

だいたいは、その地に十分な水源があったり、
敵国から攻められにくい場所に置かれていたり、
と、ちゃんと理由があるんだね。

占いや風水、それから「孫氏の兵法」なんかも利用されたはずさ。

興味のあるひとがいたら、これがおすすめだ。



とってもスケールの大きな観点から、
地形を使って歴史を読み解いてくれているよ。

著者である竹村さんは、長年、行政のお仕事をしていたので、
その視点や考えが、とても現実的で具体的なのだ。
ラベル:地図
posted by さくらもち at 10:06| Comment(0) | 本、雑誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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